分析と応用


 

ずうずうしい人

 ずうずうしい人というと性格的なものと思われがちですが、実際には性格的なものではありません。 人に迷惑をかけない、ちょっとしたマナーの意識がない人の行為は、そのような意識を持っている人からは、ずうずうしいことをする人に見えてしまいます。 逆に変なことを言う人だなと思うときは、その人は自分のもっていない意識を持っているかもしれません。 公共の乗り物内で携帯電話の使用が禁止されているのも、そのような場所で大声を発するのは迷惑行為だという意識を持たない人が、自分でも気付かずに迷惑行為をしてしまうからです。

 ここまで分析できれば応用することができます。 私は週一でゴルフをしますが、ゴルフではゴルフのプレー以外に一緒にまわる人と食事をしたり、プレー後に入浴したりします。 週に一回の頻度であれば、ゴルフのマナー以外に、もし潔癖症の人と一緒にまわることになってもその人に不快感を与えないくらいの意識は持っていたいものです。 そこでネットで調べて食事時に不快感を与えない意識として、食事時のテーブルは食べるものを置く場所なので私物は置かないという意識を持つようにしました。 入浴時のマナーで浴槽に入るときはかぶり湯して汗や体の汚れを落としてから入ったり、浴室を出るときは絞ったタオルで体を拭いてなるべく脱衣所に水滴を持ち込まないという意識も同様にして持っています。 このように人に迷惑をかけない、ちょっとしたマナーの意識を積み上げていくと、周りに意識を持っていないことに気付いていない人がたくさん見えてきます。

 

最終更新日:2012年11月26日

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