ソフトウェア-WavMixer4

WavMixer4のダウンロード

プログラム仕様　（バージョン2.1a）

　WavMixer4では次の処理を行うことができます。

ミキシング機能

• 同時に４つのチャンネルにファイルを読み込むことができます。同じファイルを複数のチャンネルに読み込むことも可能です。
• チャンネルごとに左右バランス、出力レベル、開始オフセットが指定できます。
• 各チャンネルには異なるサンプリング周波数（＊１）、量子化ビット数のファイルを読み込むことができます。この場合、ミキシングして作成されるWavファイルのサンプリング周波数、量子化ビット数は、それぞれ読み込んだファイルのうちで最大の値になります。
• 指定された設定でデータを合成した結果、量子化のレンジを超えた 場合は自動的に最大レンジに補正されます。補正が発生した場合は、補正リストの一覧で補正の発生した位置と長さを確認することができます。

＊１	サンプリング周波数が48000Hzの倍数のデータと11025Hzの倍数の データを同時に異なるチャンネルに混在させることはできません。WMAファイルはサンプリング周波数44100Hzで読み込まれます。

録音機能

• 録音時の入力レベルにより一時停止状態を解除して録音を開始することができます。
• すでにチャンネルにデータが読み込まれている場合は、同時再生しながら録音をすることができます。このとき、すべてのチャンネルを再生したくない場合は、そのチャンネルを除外することができます。
• セルフタイマーにより、録音を開始することができます。録音開始前3秒から音で通知することもできます。

編集機能

• 長さを指定して開始時のフェードイン、終了時のフェードアウトを行ったデータを作成することができます。
• 2種類のマイクを左右のラインに設定して録音した場合に、左右のバランスで音質を調整した後、そのチャンネルのデータをモノラルに変換することができます（バランスを整えた後の音を確認するためモノラルで再生するオプションもあります）。
• 開始オフセットは1msec単位で指定することができますので、同じファイルを別々チャンネルに読み込んで微妙にオフセットをずらすことにより特殊効果も作ることができます。
• チャンネルごとに前後の不要なデータを切り捨てることができます。
• 合成したデータ内で指定した開始位置と終了位置の間だけをWavファイルにすることができます。
• オフセット時間にファイルの再生時間を指定することにより、複数のWavファイルをつないで１つのファイルを作成することができます。
• 4チャンネル以上のデータを編集する場合には、合成データのファイルを作成して再度そのファイルをチャンネルに読み込むことにより残り3チャンネルに新たなデータを読み込んで編集します。

使用方法

　セットアップ後、「ヘルプ−トピックの検索」でヘルプウィンドウを開いた後、目次で概要をご覧ください。

制限事項

WavMixer4では、あらかじめ再生するデータを作成してから再生処理を行いますので再生中にチャンネルの設定を変更しても再生されるデータは変更されません。編集機能でもフェードイン／フェードアウトで最初と最後の出力レベルの変更はできますが、データの途中で出力レベルを変化させたり左右バランスを変化させるような音作りはできません

　音源からのマイク録音時はメモリーを拡張しながらデータを記録しますので、録音可能な最大時間は録音時の設定と使用するパソコンのメモリーの状態に依存します。

　ソフトウェアの使用権登録がされていないと、データの保存はできません。

動作に必要な環境

ソフトウェア

• Windows2000またはWindowsXP, Windows Vista, Windows 7

ハードウェア

• IBMpc-AT互換機
• オーディオコントローラ